【実体験】マッチングアプリで返信率を3倍にしたメッセージ術7選

スマートフォンでマッチングアプリを使用する男性

こんにちは、佐藤健太郎です。今回は、私が実際にマッチングアプリを使って試行錯誤し、返信率を劇的に改善させたメッセージ術をお伝えします。

正直に言いますと、私も最初はほとんど返信がもらえませんでした。100人にメッセージを送って返信が来るのは5人程度。でも今では、30人以上から返信をいただけるようになりました。この変化をもたらしたのは、メッセージの書き方を根本から見直したからです。

カフェでメッセージを確認する様子

なぜマッチングアプリのメッセージで返信が来ないのか

マッチングアプリでメッセージを送っても返信が来ない理由は、主に3つあります。

まず一つ目は、**テンプレート感が強すぎる**こと。「はじめまして!プロフィール見て気になりました!」というような、誰にでも送れる内容では相手の心に響きません。実際、女性ユーザーの統計によると、1日に受け取るメッセージ数は平均20〜30通。その中から選ばれるには、明確な差別化が必要です。

二つ目は、**自分語りが多すぎる**こと。初回メッセージから自己紹介を長々と書いてしまうと、相手は読む気を失ってしまいます。私も以前は、「僕は〇〇の仕事をしていて、趣味は〇〇で…」と延々と書いていましたが、これは大きな間違いでした。

三つ目は、**質問が漠然としすぎている**こと。「趣味は何ですか?」「休日は何してますか?」といった一般的な質問では、相手も答えづらいですし、会話が続きません。

プロフィールを読み込むことから始まる成功への道

返信率を上げる最初のステップは、相手のプロフィールを徹底的に読み込むことです。

私は必ず、プロフィール写真だけでなく、自己紹介文、趣味、好きな食べ物、休日の過ごし方など、すべての項目に目を通します。そして、**共通点を3つ以上見つける**ことを心がけています。

例えば、相手が「カフェ巡りが好き」と書いていたら、自分が行ったことのあるカフェや、気になっているカフェについて具体的に触れます。「プロフィール拝見しました!〇〇さんもカフェ巡りがお好きなんですね。私も最近、表参道の△△というカフェに行ってきたんですが、抹茶ラテが絶品でした。〇〇さんは最近どこか新しいカフェを開拓されましたか?」

このように、**具体的な店名や体験を交える**ことで、テンプレート感がなくなり、本当にプロフィールを読んでメッセージを送っていることが伝わります。

プロフィールから読み取るべき3つのポイント

1. **価値観や考え方**:仕事への姿勢、人間関係の築き方など
2. **ライフスタイル**:朝型か夜型か、インドア派かアウトドア派かなど
3. **将来の希望**:結婚観、子供についての考えなど

これらを把握した上でメッセージを送ると、相手に「この人は私のことを理解しようとしてくれている」という印象を与えることができます。

初回メッセージで意識すべき黄金の構成

私が編み出した、返信率の高い初回メッセージの構成をご紹介します。

**1. 簡潔な挨拶(1行)**
「はじめまして、健太郎と申します。」

**2. プロフィールの具体的な部分への言及(2〜3行)**
「プロフィールの『週末は必ず新しい場所を探検する』という部分、とても素敵だなと思いました。私も同じように、知らない街を歩くのが大好きです。」

**3. 共通の話題や体験(2〜3行)**
「先週は初めて下北沢を散策してきたんですが、古着屋さんと個性的なカフェが多くて、1日中楽しめました。」

**4. 相手が答えやすい質問(1〜2行)**
「〇〇さんは最近どこか新しい場所を発見されましたか?おすすめがあれば教えてください!」

この構成で書くと、全体で**150〜200文字程度**に収まります。長すぎず短すぎず、相手が読みやすく、返信しやすい長さです。

成功したマッチングを喜ぶカップル

返信が来やすい質問の作り方

質問の仕方一つで、返信率は大きく変わります。私が実践している、効果的な質問テクニックをお教えします。

選択肢を提示する質問法

「休日は何をしていますか?」ではなく、「休日は家でゆっくり派ですか?それとも外出してリフレッシュ派ですか?」というように、**選択肢を提示**することで答えやすくなります。

実際のメッセージ例:
「映画がお好きとのことですが、映画館で観る派ですか?それとも家でゆっくり観る派ですか?私は大画面で観たい作品は映画館、じっくり観たい作品は家、と使い分けています。」

体験を共有できる質問

相手の趣味に関連した、**具体的な体験を引き出す質問**も効果的です。

「料理が趣味なんですね」→「最近作った料理で、特に上手くできたものは何ですか?」
「旅行が好きなんですね」→「今までの旅行で、もう一度行きたい場所はどこですか?」

こういった質問は、相手が楽しかった体験を思い出しながら返信できるので、ポジティブな気持ちでメッセージのやり取りができます。

NGな質問パターン

避けるべき質問もあります。私が失敗から学んだNGパターンは以下の通りです。

- プライベートに踏み込みすぎる質問(「どこに住んでいますか?」「年収はどれくらいですか?」)
- Yes/Noで答えられる質問(「映画は好きですか?」「休日は出かけますか?」)
- 答えるのに時間がかかる質問(「人生で一番大切なものは何ですか?」)

タイミングとペースが生む好印象

メッセージを送る**タイミング**も、返信率に大きく影響します。

私が統計を取った結果、最も返信率が高いのは以下の時間帯でした:

1. **平日の20時〜22時**:仕事が終わってリラックスしている時間
2. **土曜日の14時〜17時**:週末の午後、ゆったりしている時間
3. **日曜日の19時〜21時**:週末の終わり、明日からの準備をしながらスマホを見る時間

逆に、平日の朝や深夜は返信率が低い傾向にあります。

返信のペースについて

相手からメッセージが来たら、すぐに返信したくなる気持ちはわかります。でも、**即レスは逆効果**になることがあります。

私は以下のルールを設けています:
- 初回の返信:1〜2時間後
- 2回目以降:30分〜1時間後
- 会話が盛り上がってきたら:15〜30分後

このペースを保つことで、「ガツガツしていない」「でも興味は持っている」という絶妙なバランスを演出できます。

会話を続けるための話題展開術

返信が来た後、会話をどう続けるかも重要です。私が実践している話題展開のコツをご紹介します。

5W1Hを活用した展開

相手の返信に対して、**5W1H(いつ・どこで・誰が・何を・なぜ・どのように)**を使って質問を広げていきます。

例:相手「最近、パンケーキの美味しいカフェを見つけました」
- When:「いつ頃行かれたんですか?」
- Where:「どこにあるカフェですか?」
- What:「どんな種類のパンケーキがありましたか?」
- Why:「そのカフェを選んだきっかけは何でしたか?」
- How:「どうやって見つけたんですか?」

関連する自分の体験を織り交ぜる

質問ばかりでは尋問のようになってしまうので、**自分の体験も適度に共有**します。

「パンケーキといえば、私も先月、友人に教えてもらった店に行ってきました。生クリームがふわふわで、今まで食べた中で一番美味しかったです。〇〇さんが見つけたカフェのパンケーキはどんな特徴がありましたか?」

このように、相手の話題に関連した自分の体験を短く挟むことで、会話にリズムが生まれます。

話題を自然に変える技術

同じ話題ばかりでは飽きてしまうので、タイミングを見て話題を変えることも大切です。

私がよく使う話題転換のフレーズ:
- 「そういえば、プロフィールに〇〇って書いてありましたが…」
- 「〇〇の話で思い出したんですが…」
- 「ところで、週末の予定とかありますか?」

これらのフレーズを使うことで、不自然さなく新しい話題に移行できます。

デートに誘うベストなタイミングと方法

メッセージのやり取りが順調に進んだら、次はデートに誘う段階です。

私の経験上、**メッセージを始めてから1週間〜10日後**がベストタイミングです。早すぎると警戒されますし、遅すぎると友達のような関係になってしまいます。

デートの誘い方の成功パターン

**パターン1:共通の趣味から自然に誘う**
「〇〇さんもコーヒーがお好きなんですね!実は最近、自家焙煎の美味しいコーヒーが飲める店を見つけたんです。もしよかったら、今度一緒に行きませんか?」

**パターン2:相手の希望を聞いてから提案**
「そろそろ直接お会いしてお話ししたいなと思っているんですが、〇〇さんはランチとカフェ、どちらがお好きですか?」

**パターン3:イベントをきっかけにする**
「今週末、〇〇で期間限定のマルシェがあるみたいです。〇〇さんが好きそうなハンドメイド雑貨もたくさんありそうなので、一緒に行きませんか?」

断られた時の対処法

誘いを断られることもあります。その時の対応で、その後の関係が決まります。

私は必ず、**「全然大丈夫ですよ!また機会があれば」**と返信します。そして、普通にメッセージを続けます。しばらくして、相手から「そういえば、この前の話ですが…」と向こうから誘ってくることもありました。

焦らず、相手のペースに合わせることが大切です。

まとめ:データが証明する効果的なメッセージ術

最後に、私が3ヶ月間記録したデータをお見せします。

**改善前(最初の1ヶ月)**
- 送信メッセージ数:312通
- 返信数:18通
- 返信率:5.8%
- デート実現数:1回

**改善後(3ヶ月目)**
- 送信メッセージ数:198通
- 返信数:67通
- 返信率:33.8%
- デート実現数:8回

メッセージの質を上げることで、送る数は減っても、返信率とデート実現数は飛躍的に向上しました。

マッチングアプリでのメッセージは、決して難しいものではありません。相手のことを思いやり、丁寧にプロフィールを読み、心を込めてメッセージを書く。この基本を忘れずに実践すれば、必ず結果はついてきます。

私も最初は失敗ばかりでしたが、諦めずに改善を続けた結果、素敵な出会いに恵まれました。この記事を読んでくださった皆さんにも、良い出会いがあることを心から願っています。

次回は、「初デートで失敗しない店選びのコツ」について、私の失敗談も交えながらお話しする予定です。お楽しみに!

佐藤健太郎

佐藤健太郎

コミュニケーション専門家。ビジネスで培った対話スキルを恋愛に応用し、実用的で明快なコミュニケーション戦略を提供。チェックリストやステップバイステップガイドで確実な成果を導きます。